圧倒的なスケール美、高原の花畑染める黄色 朝来でカラシナ60万本満開

2022/04/25 17:30

広い花畑の一面に咲き誇るカラシナ=朝来四季彩の丘

 兵庫県朝来市和田山町宮の夜久野高原に広がる約5・5ヘクタールの花畑「朝来四季彩の丘」で、一面にカラシナが咲き誇っている。約60万本に黄色い小さな花が付き、畑を覆っている。 関連ニュース 【写真】丘一面に咲き誇るカラシナ 「空色」の花一面、風に揺れ 淡路・国営明石海峡公園でネモフィラ見頃 色鮮やか1億輪 ピンクの濃淡、斜面彩る シバザクラ見頃に

 同市が、市有地に花畑を整備しており、和田山写真クラブの吉田利栄会長(90)らが耕運や種まき、除草などをしている。花畑の近くに4月末の開園が見込まれる白井大町藤公園があり、フジと開花時期を合わせて、カラシナを植えた。
 花畑には、周辺の住民らが訪れ、散策しながら風に揺れる黄色い花を楽しみ、スマートフォンなどで撮影していた。開園は5月中旬ごろまで。その後はコスモスを植える予定という。
 入園無料。午前10時~午後3時。情報館「天空の城」TEL079・674・2120
(小日向務)

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