観光地巡り、住民らと交流 「デブ猫ちゃん」PR隊 香美、新温泉町を訪問 ゆるキャラ「ジオンくん」と対面も

2022/05/28 05:30

湯村温泉の観光スポット「荒湯」で朝野泰昌・湯村温泉観光協会長(中央)、ゆーたんと記念撮影するマル(右)=新温泉町湯

 神戸新聞で毎週土曜日に連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」をPRするデブ猫キャラバンは27日、香美町役場や加藤文太郎記念図書館(兵庫県新温泉町)、湯村温泉(同)を巡った。 関連ニュース ゆるキャラ「あわ神」の分身、関空に登場 淡路市、アバターで観光客の質問に遠隔で回答 世界パラ陸上で「ゆるキャラレース」1着は? 愛らしく走る8体に歓声 神戸 はばタンと各区のゆるキャラ8体が激走対決‼ 25日、世界パラ陸上の最終日盛り上げ 神戸

 主人公のマル(3歳雄)の但馬巡回は、25日の朝来市、26日の養父、豊岡市に続き3日目となる。
 この日はまず、香美町役場を訪ね、浜上勇人町長を表敬した。同町には10種類の「ゆるキャラ」がおり、人口に対する割合が日本一とされる。今回はその中から山陰海岸ジオパークの見どころや食べどころをPRするために生まれた「ジオンくん」がマルと対面した。浜上町長は「カニ、但馬牛、地酒など、マルには香美町の特産物をぜひ堪能してほしい」とPRした。
 続いて、加藤文太郎記念図書館を訪れたマルは、西村銀三町長にあいさつ。「浜坂認定こども園」の5歳児約20人と交流した。園児たちは、マルの似顔絵を描いた手作り旗を振りながら、「かわいい」「気をつけて旅をしてね」などとエールを送った。
 その後、湯村温泉にも足を運び、観光スポット「荒湯」でゆで卵を作ったり、同町のゆるキャラ「ゆーたん」と記念撮影したりした。(藤原 学)
【特集ページ】かなしきデブ猫ちゃん

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