城崎の湯上り情緒に打ち上げ花火 夏は平日毎晩200発 竹野浜は3年ぶりに夜空彩る

2022/07/31 18:00

城崎温泉街の夏の風物詩「夢花火」=城崎温泉街

 兵庫県豊岡市竹野町竹野の竹野浜海水浴場で30日夜、たけの海上花火大会(神戸新聞社など主催)が3年ぶりに開かれた。音楽に乗せて色とりどりの約2500発が夜空を埋め尽くした。城崎温泉(同市城崎町湯島)では8月26日までの毎晩夏の風物詩「夢花火」として約200発が打ち上げられている。(丸山桃奈) 関連ニュース 【写真】豊岡・竹野の海上いっぱいに降り注いだフィナーレ 【写真】さまざまな創作花火に彩られた竹野海岸 【写真】創作花火が竹野の夜空を彩った

 今年、50回目となった竹野のテーマは「たけの虹色 空と海」で6部構成。会場には県内外から大勢の観光客らが詰めかけた。
 沖合のいさり火を背景に赤や金、緑などさまざまな大きさや形の光の輪が次々と夜空に浮かんだ。小学生の将来の夢やメッセージを表現した花火もあり、レーザー光線や歌、ジャズ演奏に合わせた演出で観客を魅了した。フィナーレでは、海上を埋め尽くす花火が咲き乱れ、観客は拍手を送っていた。
 一方、夢花火は城崎温泉観光協会の主催で8~15日を除く平日午後9時から約5分間。観光客らが温泉街を流れる大谿川の周辺で光のショーに見入っていた。

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