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電線の地中化が検討されている河原町=篠山市内
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電線の地中化が検討されている河原町=篠山市内
電線を地中化し美しい景観となっている西新町=篠山市内
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電線を地中化し美しい景観となっている西新町=篠山市内

 景観に配慮したまちづくりを進めるため、兵庫県篠山市は、国の重要伝統的建造物群保存地区でもある河原町など城下町地区の周辺道路で、電線類の地中化の検討を始めた。地下には水道やガスなど多くの管が埋まっており、道路や水道の管理、文化財などを担当する部署による検討会を近く立ち上げて、本格的な協議を進める。

 同市では2000年度から07年度まで、篠山城跡の北西と西新町を南北に走る道路約700メートルについて、電線類の地中化を実施。この際は道路の改良工事と並行した取り組みだった。

 市地域計画課によると、担当者が既に城下町の周辺を歩いて調査するなどし、どんな工法が可能かを検討している。また、県道路企画課に対し、補助金が可能かなどについても相談している。だが今回は道路改良工事はなしで地中化のみを検討しているため、残る課題が多い。早くても着工までに5年程度はかかる見込みという。

 工法としては、地中の管を外に出して仮置きし、電線類と一緒に埋設する▽電線類を道路沿いから住宅の裏側に移す-などがある。いずれも大規模な作業で、周辺住民の理解も欠かせない。

 同課は「埋設物の調査や工法、事業費など山積する課題を一つずつクリアしていき、実現に向けて前進していきたい」としている。(安福直剛)

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