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漬けた梅のパック詰めをする「こっからネット」のメンバーたち=篠山市福井
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漬けた梅のパック詰めをする「こっからネット」のメンバーたち=篠山市福井

 東日本大震災や原発事故の影響で福島県から兵庫県篠山市に避難した人でつくるグループ「こっからネット」のメンバーらが2013年から毎年、故郷の知人らに手作りの梅干しを贈り続けている。遠く離れてしまった知人と連絡を取る貴重な機会にもなっているといい、今年も遠く離れた福島へ、さまざまな思いを込めて発送した。(井垣和子)

 梅干し作りは、放射性物質の影響を心配して梅の天日干しができない知人がいたことから始めた。今年は同ネットのメンバー6世帯と趣旨に賛同した篠山市民ら8人で漬けた。梅は和田地区の河川敷にある梅並木の実など市内5カ所から80キロの提供を受けた。

 2月下旬に同ネットの橋本敬子さん宅=同市福井=にメンバーらが集まり、出来上がりを試食して検品。漬けた人ごとそれぞれの味わいに仕上がっており、500グラム容器で約100パックを約30軒に発送した。発送先からさらに周囲に手渡され約70軒に届けられるという。

 メンバーらは、移り住んで5年ほどがたって仕事を始めた人もいるなど篠山の地に根付いてきたという。橋本さんは「仕事で集まるのが難しくなってきたけれど、こうして集まってみんなで作業するのは楽しい。梅干しの発送が、福島の知人と連絡を取って近況を報告し合ういい機会になっている。これからも続けたい」と話した。

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