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若者の自殺予防の取り組みについて話す石井綾華さん=篠山市民センター
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若者の自殺予防の取り組みについて話す石井綾華さん=篠山市民センター

 若者の自殺防止対策を地域で考える催し「こころの健康フェア」が12日、兵庫県篠山市黒岡の市民センターであった。講演した精神保健福祉士は、さまざま悩みを抱える若者世代の気持ちを代弁し、周囲の接し方についても助言した。親や祖父母らの世代の約120人が聞き入った。

 2008年の調査で同市の自殺率が県平均より高水準だったことから、地域や周囲の気付きで自殺を予防しようと、市が10年から毎年催しを開いている。

 講演では、人間関係や就職で悩む若者を支援している東京都のNPO法人「ライトリング」代表理事で、精神保健福祉士の石井綾華さん(27)が登壇。自身も学生のころ、成績不振から摂食障害に陥った体験を交え、若者を取り巻く社会状況の変化について述べた。

 石井さんは、うつ病を背景に自殺する若者が国内で1日平均8~10人いて、20代の死因の約半数が自殺だと説明し「進学や就職、結婚が当たり前だと親世代から思われ、若者は生きづらさを抱えている」と指摘。親や周囲に対し「(生き方の)選択肢は広まっている。本人を批判する前にまず話を聞き、寄り添ってほしい」と呼び掛けた。(尾藤央一)

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