丹波

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 県立丹波の森公苑(兵庫県丹波市柏原町柏原)の中瀬勲さん(69)が31日で約11年半務めた公苑長を退任し、4月から淡路景観園芸学校(淡路市)に移る。公苑長就任以前から市民講座設立に奔走し、多くの地域づくり活動を支援するなど、30年近く関わってきた丹波地域を「多くの人と出会えたことが楽しかった」と振り返った。

 大阪府出身の中瀬さんは大阪府立大農学部などで造園・景観学を学び、姫路工業大(現兵庫県立大)教授、県立人と自然の博物館副館長(三田市)などを歴任。2005年に河合雅雄さんの後任として丹波の森公苑長に就いた。また、赴任以前から、1991年設立の市民講座「丹波の森大学」には準備段階から関わってきた。

 公苑長就任後は「森遊び」の拠点として周辺の里山を針葉樹林から落葉樹林やクリ園などに植え替え、「丹波の森大学」の受講生と土壁の小屋「灰屋(はんや)」を苑内に再現。昔ながらの焼き灰肥料を作る設備で、「地元の人と一緒に丹波の伝統を掘り起こせた。貴重な体験だった」と振り返る。

 また、交流の場として談話室やギャラリースペースなども整備。苑内に事務局を構える多数の地域づくり団体の役員や高齢者大学の学長も務め、地元の人たちと触れ合ってきた経験から「これまで以上に地域活動の拠点として、もっと多くの人に活用してもらえれば」と話していた。(中西幸大)

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