丹波

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 温かな色使いの風景画や遊び心あふれる絵本などで知られる画家安野光雅さんの作品展(神戸新聞社など後援)が兵庫県丹波市氷上町西中の植野記念美術館で開催されている。欧州や日本各地を旅した時のデッサンや絵本の原画約100点が並ぶ。

 安野さんは1926年に島根県津和野町で生まれた。紀行画集の「旅の絵本」や司馬遼太郎さんの「街道をゆく」シリーズの装画、また「ふしぎなえ」や「繪(え)本 平家物語」など想像力あふれるものから歴史ものまで多彩な絵本も代表作として知られている。

 展示は、絵本と紀行スケッチの2本柱。旅の素描は「街道をゆく」シリーズの装画が北海道や青森など国内の情景を硬筆で、欧州は淡い水彩画で描かれており、異なる味わいが楽しめる。ドイツの作家ヘルマン・ヘッセの出身地の絵では故郷津和野を重ねるなど、旅の心情が紹介されているのも興味深い。

 絵本では、「おおきな ものの すきな おうさま」が城のレンガや道具など細部の描き込みが目を引き、「おたより」は花や動物の細やかな筆遣いと丸みを帯びた人物の愛らしさ、「ふしぎな たね」では簡素に見える構図が印象に残る。

 5月21日まで。午前10時~午後5時。大人800円。月曜休み。同館TEL0795・82・5945

(中西幸大)

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