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桂む雀さん(後列左)との共演へ向けて意気込む田中さん(前列中央)ら=ねじき蕎麦
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桂む雀さん(後列左)との共演へ向けて意気込む田中さん(前列中央)ら=ねじき蕎麦

 手足が不自由になる難病のパーキンソン病を患う田中啓子さん(61)=兵庫県篠山市味間奥=が友人の女性ら5人でハーモニカサークル「にじいろハーモニー」を結成し、10月29日に四季の森生涯学習センター(同市網掛)である「第7回桂む雀フレンドシップコンサート」に出演する。右半身が不自由で片手でハーモニカやピアノを演奏する落語家のむ雀さんと共演。田中さんは「初舞台で緊張するけど気持ちを込めて奏でたい」と意気込んでいる。

 コンサートはむ雀さんの友人でそば店「ねじき蕎麦」を営む藤本定一さん(65)=同市今田町黒石=らが企画。「病気や障害を抱える人たちがむ雀さんと共演すれば勇気をもらえるのでは」との思いから店でハーモニカ教室も開いている。

 田中さんは49歳のころパーキンソン病を発症。薬で症状を抑えて新聞配達員として勤めていたが、車の運転に対する不安からやむを得ず退職。「うまく歩けないのがつらくて、気分が沈んだ。家から出るのもおっくうだった」と振り返る。

 今年4月、旧友の藤本さんの誘いで何気なくハーモニカ教室に顔を出した。小学生以来のハーモニカだったが、保育士の経験がありピアノが得意な田中さんは、すぐにこつをつかんだ。仲間と息を合わせて音を重ねるうちに、表情も明るくなったという。

 にじいろハーモニーには、ダウン症のある波多野育子さん(21)=同市今田町今田新田=も参加している。人気アイドルグループ「嵐」の大ファンで音楽が大好きといい「聴くだけじゃなくて自分で演奏したくなった。大勢の人に聴いてもらえると思うと、どきどきする」と練習に励む。

 コンサートでは「赤とんぼ」など秋らしい曲を披露する予定で、本番に向け合同練習の回数を増やして特訓中。む雀さんの演奏のほか、ハーモニカ奏者のあらいなおこさんやシンガー・ソングライターのリピート山中さんらも登壇。桂九雀さんの落語もある。午後1時半から。前売り1500円、当日2千円。ねじき蕎麦TEL079・597・3364

(大田将之)

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