丹波

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鶏ふん肥料と県知事賞の賞状を手にする河南一夫さん(左)と常務の山口洋史さん=カンナンファーム
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鶏ふん肥料と県知事賞の賞状を手にする河南一夫さん(左)と常務の山口洋史さん=カンナンファーム

 34点が出品された2017年度兵庫県堆きゅう肥共励会で、丹波市春日町栢野の鶏卵農場「カンナンファーム」の鶏ふん堆肥が中小家畜部門の最優秀賞の県知事賞に輝いた。こだわりの飼料で育てた鶏のふんはリン酸やカリウムなどの成分に富んでおり、しっかりと発酵され臭気が少ない点などが評価された。

 カンナンファームは会長の河南一夫さん(85)が1957年に小規模な養鶏を始め、93年に法人化した。飼育3万羽弱は一般的な鶏卵農場の1割程度だが、遺伝子組み換えでないトウモロコシや新鮮な魚粉など約20種を自家配合した飼料で育て、卵は全国の百貨店や料亭などに出荷している。

 良い飼料で育った鶏のふんは栄養も豊富なはずと研究を重ね、十数年前には発酵機も導入した。発酵機は米ぬかなどが乳酸発酵を強く促すことで臭気も抑制され、生産手法にこだわる有機農家などが購入しているという。

 養分は一般的な鶏ふん堆肥と比較して、リン酸や窒素含有率が約1・4~1・5倍と豊富。共励会の審査でも成分のほか、衛生面など卵に対する「独自のこだわり」が堆肥の強みにもなっていると評価された。

 河南さんは「子どもの頃に食べた卵のおいしさを再現したいとこだわった鶏なので、最後のふんまで有効活用したかった。この肥料で作った野菜の味も好評でうれしい」と話していた。15キロ90円。同ファームTEL0795・75・0933

(中西幸大)

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