丹波

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江戸時代の土地利用の様子がひと目で分かる古地図と現代図、主な歴史的施設の紹介をまとめた散策マップの試作品を手にする関西学院大の学生たち=丹波市柏原町柏原
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江戸時代の土地利用の様子がひと目で分かる古地図と現代図、主な歴史的施設の紹介をまとめた散策マップの試作品を手にする関西学院大の学生たち=丹波市柏原町柏原

 昔と今を見比べることで、歴史的な街並みの散策を楽しんでもらおうと、兵庫県丹波市柏原町の地域活性化策を研究する関西学院大総合政策学部の学生が古地図と現代を対比できる散策マップを制作し、13日から柏原地域の観光拠点で配布する。武家屋敷や商家など江戸時代の土地用途ごとに色分けした古地図に現代のランドマークを落とし込んだ形で、時代の比較がしやすい工夫が凝らされている。

 同大学は2009年から柏原市街に、空き家を改修した「関学柏原スタジオ」を構え、地方の活性化を研究するための現地実習を続けている。今回の地図を作ったのは総合政策学部都市政策演習生の5人。タレントのタモリさんが町を歩くNHK番組の人気や、スマートフォン向けアプリや出版物で古地図が流行していることに着目した。

 作成にあたっては、地元の資料館に残る江戸古地図3種類を見比べ、陣屋周辺のほか、町が広範囲に描かれた19世紀前半の地図を土台として活用。作業を進めるうちに、武家地と商家が街道で分割されていること、防衛のため陣屋へ通じる道が屈折していること、火災防止のためにあえて幅の広い道を設定していることなどの工夫にも気付いたという。

 同演習2回生の高本和樹さん(21)と切原卓さん(20)は「せっかくの地図が、資料館の中に眠っているだけなのはもったいない。今に残る江戸時代の空気を残す街並みという財産をうまく生かせれば。観光ガイドの人たちにも役立ててほしい」と話していた。地図は、関学柏原スタジオやかいばら観光案内所、たんば黎明館に置く。(中西幸大)

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