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雨が降りしきる中行われた「篠山春日能」=春日神社
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雨が降りしきる中行われた「篠山春日能」=春日神社

 篠山城下の春の風物詩として知られる「篠山春日能」が14日、国重要文化財の春日神社能舞台(兵庫県篠山市黒岡)で開かれた。例年は境内を桜の花びらが舞い、幽玄の世界を引き立てるが、今年はすでに葉桜に。時折雨が降るあいにくの天候でも、約400人の愛好家たちはかっぱを羽織り、能と狂言が織りなす中世の世界に見入った。

 能舞台は1861年に旧篠山藩主青山忠良が寄進し、神社境内に建立された。床下には丹波焼のかめが7個あり、音響の素晴らしさでも知られる。能会は一時期途絶えたが、地元有志の尽力で1973年に「春日能」として復活。昨秋には台風21号の影響で能舞台の雨戸の一部が破損したが、修繕して無事に45回目を迎えた。

 夫に裏切られた女性の恨みを描いた「鉄輪」など能と狂言の計3演目を披露。人間国宝の大槻文蔵さんなど、第一線で活躍する能楽師や狂言師が出演し、雨脚が強くなっても客席から離れることなく、優雅な舞に引きつけられていた。(尾藤央一)

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