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20年ほど空き家だったという旧家を測量する学生たち=篠山市黒田
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20年ほど空き家だったという旧家を測量する学生たち=篠山市黒田

 行政と協力して地域おこしに取り組む兵庫県丹波地域ビジョン委員会が企画する古民家改修ワークショップが13日、篠山市黒田の民家であった。神戸芸工大4年生ら約30人が参加し、地元の若手工務店の指導を仰いで築97年の商家を測量。このデータを基に家の図面を作り、地域振興の拠点になるような改修案を考えて、11月に発表する予定だ。

 同大学環境デザイン学科の学生が参加するこのワークショップは、市内の若手工務店の会「住倶楽部」が5年前から続けている。この取り組みを地域文化と合わせて古民家改修を学ぶ“学校”に発展させ、受け入れ層を広げる計画があり、公募で集まったビジョン委員会内のプロジェクトチームが支援している。

 今回、舞台になったのは1921(大正10)年築で、たばこ店兼郵便局の代理店として使われていたという2階建て。午前中に古民家改修の経験が豊富な地元工務店主らから、劣化状況などを確認する現況調査のこつを教わり、午後からは現存しない図面を再現するための調査と測量に挑んだ。

 8月下旬の台風20号で屋根に穴が開き、内部も雨漏りによる損傷が目立つ中、学生は班ごとに空間の広さや柱の幅・高さなどを、巻き尺などを使って測量していった。15日にある地域住民らとの意見交換会も踏まえ、農業などで地域振興に取り組む学生団体や地元住民が集う拠点として使いやすい改修案作成に取り組む。

 同大学4年の学生2人は「表から裏まで貫通する土間など、思ったより広さを感じる家だった。天井の高さも生かせるような改修案になれば」と話していた。(中西幸大)

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