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「ディスカバー農山漁村の宝」で特別賞に輝き、笑顔の小山伸洋社長=丹波市役所
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「ディスカバー農山漁村の宝」で特別賞に輝き、笑顔の小山伸洋社長=丹波市役所

 農林水産分野で、地域の活性化や新しい事業展開に励む組織を国が表彰する「第5回ディスカバー農山漁村の宝」に、兵庫県丹波市春日町黒井で「丹波なた豆茶」を生産・販売する「こやま園」が選ばれ、特別賞の一つであるプロデュース賞に輝いた。特別賞受賞は県内初の快挙で、小山伸洋社長(53)は「受賞にプレッシャーを感じるが、丹波なた豆茶をもっと世の中に広げて根付かせたい」と話す。

 農林水産省などが2014年から毎年選定しており、今年は全国から1015件の応募があった。優良地区に選ばれた32件のうち、1件がグランプリ、5件が特別賞となる。同園は、斬新な発想による6次産業化が評価されたという。

 なた豆は一つの房が20~30センチほどに成長する大きな豆。かつては丹波地域で栽培され、食用や薬用に使われた。兼業農家だった小山社長は2001年、地元の農家に呼び掛けてなた豆の生産者グループを設立。同園が作物を買い上げ、ティーバッグの茶に加工して販売を行う。大学との共同研究も行い、付加価値を高めた。

 当初数人だった生産農家は現在、丹波市内を中心に47人に。栽培面積は1・5~2ヘクタール程度に拡大した。販売先は関西だけでなく、関東の百貨店や全国展開のスーパーにも広げた。13年ごろからは輸出も行い、台湾や香港、ベトナム、アメリカでも愛用される。

 生産から加工、販売、営業の全てに携わる小山社長は「健康志向の高まる中、国内外での販売やブランド化が進んだ」と喜ぶ。

 3日には丹波市役所を訪れて、受賞を報告。谷口進一市長は「まさに丹波市の宝。今後も丹波市を世間に売り出すため、6次産業のリーダーとして頑張ってほしい」と激励した。小山社長は「海外輸出を目指す小さな農家、企業のお手伝いもできたら」と意気込んだ。(金 慶順)

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