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パウチ袋を密封するための真空包装機の使い方を学ぶ参加者=旧福住小学校
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パウチ袋を密封するための真空包装機の使い方を学ぶ参加者=旧福住小学校

 2016年3月に閉校した兵庫県篠山市立福住小学校(同市福住)の調理室を活用した食品加工所「みんなの調理室」が完成し、26日に商品試作実習が行われた。鹿肉と黒豆のカレーの商品化を目指す地元住民や、郷土料理「とふめし」を発信する女性団体、黒豆ジュースの復活に取り組む学校関係者ら市内外から約20人が参加。専門機器15基が並ぶ充実ぶりに驚きながら、缶詰とパウチ袋の密閉や殺菌などを体験した。

 地元有志による旧福住小学校跡地活用運営委員会が、地域興しの拠点として廃校舎の整備を進めている。すでに営業しているカフェに加え、シェアオフィスの入居なども計画。今春には校舎全体を管理するNPO法人を立ち上げ、「みんなでつくる文化と暮らしの学校」をコンセプトに複合型交流施設として生まれ変わる予定だ。

 食品加工所もその一環で、昨年10月末に完成。地域内外の人が利用できる共同加工所としてスタートするという。真空包装機や殺菌庫、米と大豆に対応する製粉機、商品パッケージに貼るラベルの印刷機など、多様な専門機器を備える。

 一般公開はこの日が初めてで、試作品の「鹿キーマカレー」を素材に機器の使い方を体験。缶詰のふたを真空状態で閉じたり、パウチ包装後に高温高圧調理器で殺菌したりした。

 昨年11月に閉店した地域食堂で郷土料理「とふめし」を提供していたメンバー6人も見学。女性(80)=同市=は「拠点はなくなったけど、とふめしの火は消したくない。パウチ袋と違って缶詰だと保存が利き、防災食としても活用できるのでは」と構想していた。

 食品加工所の利用には協力金が必要。見学や利用の希望、相談は随時受け付けている。同小運営委調理室部の橋田薫さんTEL080・4241・1155

(尾藤央一)

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