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「志進館」の開所を喜ぶ利用者やスタッフ=丹波市氷上町常楽
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「志進館」の開所を喜ぶ利用者やスタッフ=丹波市氷上町常楽

 一般企業への就職を目指す障害のある人たちをサポートする、兵庫県丹波市氷上町常楽の就労移行支援事業所「志進館」が7日、開所した。一人一人の特性に応じて計画を組み、就職に必要な知識や能力の習得、求職活動、就労後の定着などを支える。利用者と社会をつなぐ“就職予備校”として期待が掛かる。

 就労移行支援は、障害者総合支援法に基づく就労支援サービスの一つ。厚生労働省の2017年の調査によると、全国に3471事業所がある。丹波市内では2カ所目となる。

 志進館は、一般社団法人「am*am(アムアム)」が運営。市内の小学校で教諭として勤務後、多可町のクリニックで悩みを抱える子どもたちをサポートしてきた八尾由江さん(54)が代表を務める。八尾さんは「障害のある子どもたちが学校を卒業後、社会参加の予行演習をする期間が必要。多くの人と出会い、いろいろな仕事を見てもらいたい」と話す。

 利用条件は、身体・知的・精神障害や発達障害、難病などがある▽一般企業で働くことを希望している▽原則18歳以上65歳未満-の三つを満たしていること。障害者手帳を持っていない場合も、医師の診断などで利用できる場合がある。

 利用期間は最長2年で、原則4段階に分けて計画を組む。まず自分自身の性格や価値観などを理解することから始め、言葉遣いや接遇などの習得、対人関係を良好に保つための社会生活技能訓練(SST)、現場実習などを経て、就職を目指す。八尾さんをはじめ、常駐のスタッフ5人が柔軟に対応する。

 7日に開かれた「入楽式(入学式)」に臨んだ1期生の利用者の男性(18)=丹波市=は「初めてやることも多いけど、あきらめずに就職を目指し勉強したい」、利用者の女性(21)=同市=は「いろんなことを経験し、自分の力に変えていきたい」と意気込んだ。

 志進館TEL0795・88・5701

(藤森恵一郎)

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