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新市名入りのナンバープレートを受け取った市民ら=丹波篠山市役所
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新市名入りのナンバープレートを受け取った市民ら=丹波篠山市役所

 10連休が明けた7日、改元に合わせて市名を変更したばかりの兵庫県丹波篠山市役所(同市北新町)が、初めての開庁日を迎えた。朝から「丹波篠山市」と記された原付きバイク用ナンバープレートの交付が始まり、市役所を訪れた市民らも新市名をじわじわと実感し始めた様子だ。

 「はい、丹波篠山市役所交換です」

 市役所3階の電話交換台。3人の交換手がはきはきと新市名を告げた。

 「市外の方からの電話で『おめでとう』と言われました」と交換手歴3年の女性。それぞれ手元に「丹波篠山市役所です」と書いた付箋を貼り、言い間違えないように気を付けた。「でも何度か間違えて『篠山市役所です』と言ってしまいました」

 税務課では原付きバイク用に、新市名が入ったご当地ナンバープレートの交付が始まった。新車登録に加え、旧プレートとの交換にも応じる。希望ナンバーを事前募集したところ、64人の応募があったという。

 「1」や「123」など切りのいい番号が当たった丹波篠山市の男性(67)、同市の男性(49)、同市の女性(42)には、酒井隆明市長が新プレートを手渡した。

 男性(67)は「16歳で初めて二輪免許を取ったときのように感無量。無事故で運転します」と喜んだ。

 連休直前に東京から同市へ引っ越してきた自営業女性(54)は、転入の手続きを行った。「人生の転機と市名変更が重なって、偶然だけどうれしい。農業や古民家再生などいろんなことに挑戦したい」と意気込んだ。

 「町中の看板が変わっているのを見ると少し実感した」と話すのは同市の女性(79)。「書類に記入する時はまだ少し間違えそう」と笑顔だった。(金 慶順、綱嶋葉名)

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