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視覚支援グッズを並べ、15周年記念講演会への参加を呼び掛ける「おめめどう」の奥平綾子社長=丹波篠山市味間奥
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視覚支援グッズを並べ、15周年記念講演会への参加を呼び掛ける「おめめどう」の奥平綾子社長=丹波篠山市味間奥

 自閉症の人らを支援する会社「おめめどう」(兵庫県丹波篠山市味間奥)の15周年記念講演会が19日、市民センター(同市黒岡)で開かれる。視覚的なコミュニケーションを助けるグッズを製造販売し、昨年は全国で約4万点を売り上げた。奥平綾子社長(56)は「誰もが気軽に支援できるように、グッズを提供し続けたい」と意気込む。

 2004年に設立。自閉症の人は聞く言葉から情報を読み取ることが苦手といい、同社は「見通し」「選択肢」「お話」の「見える化」を大切にする。そのため、文字や吹き出し、絵でコミュニケーションを助けるグッズを作り、ネットで販売。1カ月を横1列に並べた「巻物カレンダー」や、誰が誰に何を言っているかを絵と吹き出しで図示する「おはなしメモ」などが人気商品だ。

 奥平社長の原点は、自閉症と診断された次男と、手作りカードでやり取りした子育てだった。その手法を知ってもらうため、講演やメールマガジン、出版も続ける。売り上げは2011年ごろから右肩上がりでユーザーは6千人を超えた。近年は認知症の人の家族も買い求めるという。

 一方でこの5年間、福祉分野での急激な人手不足を実感する。「だからこそ福祉は、機器を使ってコミュニケーションを支える方向へ進むと思う」とし、事業継続の大切さをかみしめる。「友人や支援のある丹波篠山だからここまで来られた」と感謝した。

 講演会は午前11時~午後4時半。東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍教授が「AI・ロボット時代の子育て・教育・福祉」と題して講演し、支援機器の展示相談やシンポジウムもある。

 参加費千円。先着200人。申し込みはおめめどうのホームページやファクスで。おめめどうTEL079・594・4667(午前10時~午後3時、ファクスも同じ)

(金 慶順)

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