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当時の様子を語る西垣英雄オーナー=セブン-イレブン丹波市島町店
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当時の様子を語る西垣英雄オーナー=セブン-イレブン丹波市島町店

 兵庫県丹波市市島町のコンビニ店オーナー夫妻が、30万円の架空請求を受けて電子マネーを買おうと来店した同市の60代男性に対し、機転を利かせて被害を防いでいたことが、丹波署への取材で分かった。同署では、署長感謝状の贈呈を検討している。

 夫妻はセブン-イレブン丹波市島町店(同市市島町上田)の西垣英雄オーナー(52)と桂子さん(52)。同署によると今月16日午後3時20分ごろ、男性の携帯電話に、「昨年契約した内容で未払いが発生している」「今日中に払わないと裁判になる」などと書かれたショートメールが届いた。驚いた男性がメールにあった「お客さまセンター」に電話すると、男に電話口で「ウェブマネー30万円分を買って会社に送って」などと指示されたという。

 男性は同日午後4時半ごろ、同店を訪ね、桂子さんに「ウェブマネーを買いたい」と伝えた。桂子さんは商品の場所に案内しようとしたが、男性の慌てた様子に「おかしい」と直感。用途を尋ねたところ、男性は購入する理由をはっきりと言わなかったという。桂子さんは「踏みいって聞いたら失礼かも」とも考えたが、「会社に送る」という男性の言葉が気になり、英雄さんに相談した。

 英雄さんは真っ青な顔の男性に水を渡し、「会社に送るなんておかしい。詐欺が多いんですよ」と説得。最初は「会社のことはあまり言うなと言われている」などとかたくなだった男性も、英雄さんの言葉を聞くうち、「わし、だまされとるんやろか」と冷静になった。英雄さんは警察に通報し、男性は「ほんまにありがとう」と感謝して店を後にしたという。

 英雄さんは「まさか身近でこんなことが、と驚いたが、丹波署や本社から指導を受けていたので、冷静に対処できた」と振り返る。同署の川崎正道生活安全課長(54)は「赤の他人からお金の話をされたら、100パーセント詐欺だと思って」と警戒を呼び掛けている。(真鍋 愛)

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