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県立柏原病院と地域住民が交流する懇談会=丹波市氷上町石生
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県立柏原病院と地域住民が交流する懇談会=丹波市氷上町石生

 兵庫県丹波市内各地で約9年半にわたり、月1回、巡回開催されている県立柏原病院(丹波市柏原町柏原)と住民との懇談会。7月の県立丹波医療センター(同市氷上町石生)の開院に伴い同病院が閉院した後も、継続されることが分かった。同病院は「住民と触れ合える大切な場。懇談会を通じ、地域の健康増進や医療体制の充実を図っていきたい」としている。

 2008年ごろ、柏原病院は医師不足が深刻化し、診療機能の低下に陥っていた。そんな中、「住民自らが地域医療を支えよう」と丹波市自治会長会が企画したのが、医療関係者と住民が病院の方針や将来像を話し合う懇談会だった。09年10月に始まり、月1回開催。市内25地区を順に回っており、今年4月で112回を数える。

 毎回、副院長や診療科部長ら常勤医、医療スタッフのほか、神戸大学医学部付属病院に在籍し、「地域医療プログラム」として柏原病院で臨床を学んでいる研修医が参加している。病気の治療や予防、最近では丹波医療センターの概要などを講話で紹介。その後、住民が自由に質問する。

 112回目の懇談会は4月23日、同センターが立地する丹波市氷上町石生の生郷交流会館で開かれ、研修医2人が脳卒中と緑内障について解説した。

 質疑応答の時間には、住民から講話内容に関することの他、「研修医の働き方改革は」との質問も。研修医は「地域医療では医師の数が限られている。医療の質を保とうとすれば、どうしても勤務時間が増える」と話し「働き方改革を地域の医師にあてはめるのは、なかなか難しいという印象も持っている」と、率直な思いを述べていた。

 市自治会長会理事で、生郷自治振興会会長の酒井浩二さん(62)は「懇談会を通じて、研修医に丹波の魅力を知ってもらい、研修終了後も『丹波に残りたい』と思ってもらえたら」と期待する。

 開催日時や場所については決まり次第、各自治会がチラシ配布などで周知する。次回は27日、丹波市青垣町田井縄の旧芦田小学校で開催。問い合わせは事務局の丹波市まちづくり部市民活動課TEL0795・82・0409

(藤森恵一郎)

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