丹波

  • 印刷
小さな芯がのぞくきれいな新芽=丹波篠山市味間奥
拡大
小さな芯がのぞくきれいな新芽=丹波篠山市味間奥
一番茶を収穫する従業員ら=丹波篠山市味間奥
拡大
一番茶を収穫する従業員ら=丹波篠山市味間奥

 兵庫県の茶どころとして知られる丹波篠山市。今年も出荷は始まっており、摘採機を使ってつやつやと緑色に光る新芽が刈り取られているが、同市味間奥の「諏訪園」では今も、品評会用に手摘みで茶葉を収穫している。味間地区で6月1日と2日に開かれ、茶摘みも楽しめる「大国寺と丹波茶まつり」を前に、プロから摘み取りのこつを教わった。(綱嶋葉名)

 「芯が小さくてまだ開いてないものを選ぶと、茎も軟らかくてすぐに摘めますよ」。葉っぱがびっしりと並ぶ茶畑で、どれを摘み取ればいいのか途方に暮れていると、横で手際よく作業していた同社の女性従業員(24)が優しく教えてくれた。

 摘み取るのは、茎の先端ですっと伸びる「一芯二葉」と呼ばれる新芽だ。先端には小さな芯が顔をのぞかせ、その周りに双葉がついている。根元から1センチほど下の部分を指でつまみ、手前に引くと簡単に摘み取れた。茎にもうま味があるため、1センチほど残して摘み取ると良いそうだ。

 面白くて次々に手を伸ばしていると、「虫食いや変色のある葉は味が落ちてしまうので摘まないように気を付けて」とのアドバイスが。はっとわれに返り、摘み取った新芽が入った籠を見ると、虫食いや葉が欠けたものがちらほらと。高品質な一番茶に仕上げるには、きれいで軟らかい新芽のみを摘み取ることが大切だとか。新茶のフレッシュな味わいと豊かな香りの秘密に触れた気がした。

 従業員らが手摘みした60キロの若葉は、7月に開かれる品評会に出品される。新茶はすでに、店頭に並んでおり、同社の酒井一行社長は「新茶は香りがフレッシュで、水がさっときれいな緑に染まる。深いうま味を楽しんでほしい」と話している。

丹波の最新
もっと見る

天気(6月25日)

  • 30℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 31℃
  • ---℃
  • 0%

  • 32℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ