丹波

  • 印刷
移転した丹波篠山市場で行われた初競り。旬の野菜が並んで盛況だった=丹波篠山市郡家
拡大
移転した丹波篠山市場で行われた初競り。旬の野菜が並んで盛況だった=丹波篠山市郡家

 昨年10月に開場した「丹波篠山市場」が1日、旧木材市場跡地(兵庫県丹波篠山市郡家)に移転し、記念式典と初競りを行った。本年度からは新しく発足した一般社団法人・丹波篠山市場が運営する。初日はハチクやサンショウ、トマト、サニーレタスなど旬の農産物がいつもより多く並び、買い受け人らが次々に競り落とした。

 同市場は、昨年3月に江戸時代中期から続く地方卸売市場「篠山魚市場」が閉場したことを受け、「その他の卸売市場」として県篠山庁舎(同市郡家)の敷地内で始動した。だが元の運営団体「gino丹波」が昨年度末での撤退を決め、土地の賃借期限が切れることから、新法人は出荷手数料を上げるなどし、市場の継続を模索していた。

 旧木材市場跡地は本年度、市が観光駐車場用地として購入。水、日曜と祝日を除く午前7時ごろ(1、2月は同7時半ごろ)は同法人に無償で貸して競りを行う。

 式典では法人スタッフ手作りの看板が除幕され、平田俊彦代表理事(60)が「多くの支援のおかげ。物と人、人と人をつなぐ要になるよう努力したい」とあいさつした。鐘の音を合図に競りが始まった。

 4月現在、同市場出荷協議会には市内の農家ら227人が加盟。市内の青果店や飲食店などの業者45人が買い受け人として登録している。同市河原町で青果店を営み、自身も野菜を作って出荷する男性(82)は「小さな農家や商店にとって、地元の野菜を売り買いできる市場は欠かせない」と喜んでいた。

 市は本年度、同法人に補助金約445万円を出して運営を支援。補助は3年間の予定で、同法人はその間に自立運営を目指す。観光客向けの模擬競りなどイベントなども企画したいという。(金 慶順)

丹波の最新
もっと見る

天気(8月25日)

  • 30℃
  • 25℃
  • 20%

  • 31℃
  • 20℃
  • 20%

  • 31℃
  • 25℃
  • 20%

  • 33℃
  • 23℃
  • 30%

お知らせ