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吉祥を表すさまざまな動植物を表した絵画がそろう=植野記念美術館
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吉祥を表すさまざまな動植物を表した絵画がそろう=植野記念美術館

 中国近代絵画の巨匠、斉白石(1864~1957年)から強く影響を受けた作家たちの作品を紹介する「中国現代花鳥画の世界-斉白石に導かれたひとたち-」(神戸新聞社後援)が、兵庫県丹波市氷上町西中の植野記念美術館で開かれている。梅、蜂、カニなど、吉祥を表す多彩な動植物を描いた絵画が展示されている。

 斉白石は伝統的な文人画を基礎としながら、民間芸術の色彩感も取り入れた独自の画風を確立し、日中の画壇で高い評価を受けている。今回は同館の所蔵品から花鳥画を中心に、白石と生前親交があった呉作人、教えを受けた王雪濤、白石の子、斉良遅ら6人の作品と、白石の木版画の計49点をそろえた。

 輪郭線を用いず、赤みがかっただいだい色の濃淡でたわわに実る桃を描いた作品、伸びやかな触覚や脚が印象的なエビの墨画など、動植物を生き生きと表現した作品が並ぶ。いずれも、写実性より作家の心意を描写することに重きが置かれ、不老長寿や立身出世など縁起の良い寓意が含まれている。同館の担当者は「何を表しているか思いを巡らしながら見てもらえれば」と話していた。

 旧氷上郡で近代水墨画壇の本流にあった、安田家に関わる画家の作品26点を展示した「安田一族の水墨画展」を併催している。

 30日まで。午前10時~午後5時。月曜休館。一般300円、大学・高校生200円、中・小学生100円。同館TEL0795・82・5945

(藤森恵一郎)

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