丹波

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40周年記念誌の完成を喜ぶ丹波市くり振興会の足立義郎会長(中央)ら=丹波市柏原町柏原
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40周年記念誌の完成を喜ぶ丹波市くり振興会の足立義郎会長(中央)ら=丹波市柏原町柏原

 兵庫県丹波市内のクリ生産者でつくる「丹波市くり振興会」(会員63人)が、設立40周年の記念誌を作った。丹波栗のブランド力や生産力の強化に向けた活動を記録したほか、生産者たちのクリへの熱い思いを紹介している。

 前身は、1977年9月に設立された氷上郡栗振興研究会。旧6町の合併に伴い、2004年11月に現在の名称に変更された。クリ栽培の技術向上や経営の安定を目指し、毎年、せん定の研修会や講習会、品評会などに取り組んでいる。

 記念誌の発行は設立20周年以来で、今回は過去約20年間の活動を年表やカラー写真、新聞記事などで振り返った。会員約50人の寄稿には全87ページの約4割を割き、顔写真や栽培面積・品種などとともに「日本一の丹波栗産地復活を目指して頑張りましょう」「日本の栗農業のイノベーション(技術革新)に貢献したい」などのメッセージをずらりと並べた。

 後半では、近年、問題となっている凍害について、県立農林水産技術総合センターの水田泰徳主席研究員による対策技術の解説を掲載した。

 丹波県民局によると、丹波栗の栽培面積(丹波、丹波篠山両市)は、1980年の255ヘクタールをピークに減少し、2011年には150ヘクタールにまで落ち込んだ。だが、同年から産地復活に向けた苗木の植栽が徐々に進み、17年には176・8ヘクタールとなっている。

 同振興会の足立義郎会長(66)は「なんとかピーク時まで戻したい」と力を込め、記念誌について「会の歴史をまとめられて良かった。後代の生産者の参考になると思う」と話していた。

 250部作成。会員分を一般の入手希望者にも無料で配る。事務局の丹波県民局丹波農業改良普及センターTEL0795・73・3806

(藤森恵一郎)

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