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認知症に関する本を読む利用者ら=山南福祉センター
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認知症に関する本を読む利用者ら=山南福祉センター

 兵庫県丹波市山南町野坂の山南福祉センターで毎月第1土曜の午後1時半から同3時半まで、認知症に関する本や絵本などを読むことができる「認知症ブックカフェ」が開設されている。初開催となった今月1日には、訪れた人たちがお茶を飲みながら認知症などについての悩みを相談し合った。

 同センター内にある同市南部地域包括支援センターの主催。同市氷上町絹山の大塚病院が設けている丹波認知症疾患医療センターで、約20年間相談員を務めた寺本秀代さん(63)が、所蔵している認知症関連の書籍を活用しようと同センターに相談し、カフェを開いて読んでもらうことにした。

 初開催の1日、本棚には認知症や介護に関する本のほか、認知症の人が読みやすい絵本も並んだ。訪れた医療関係者や認知症患者の家族らは、普段のケアについて相談をしたり、ゆったりと本を読んだりしていた。

 母の認知症について相談しに来たという同市の女性(58)は「穏やかな空気感で話しやすい。気になっていたことが聞けてよかった」とほほえんだ。寺本さんは「(相談員時代に)関わった人たちからたくさん学ばせてもらったので、恩返しがしたかった。今後は丹波篠山市でもできたら」と話していた。同センターTEL0795・78・9123

(綱嶋葉名)

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