丹波

  • 印刷
さまざまな防災対策が施された丹波医療センター。盛り土により、舗道より高い場所に建てられている=丹波市氷上町石生
拡大
さまざまな防災対策が施された丹波医療センター。盛り土により、舗道より高い場所に建てられている=丹波市氷上町石生

 兵庫県立柏原病院と柏原赤十字病院が統合し、県立丹波医療センター(同県丹波市氷上町石生)が1日、開院する。立地場所は、丹波市防災マップで浸水想定区域に指定されているが、土地をかさ上げするなど、さまざまな防災対策を実施。柏原病院が担っていた丹波地域唯一の災害拠点病院としての機能を強化した。(藤森恵一郎)

 防災マップでは、約100年に1回クラスの大雨(2日総雨量285ミリ)があった場合、丹波医療センターが立地する区域は、50センチ未満の浸水が想定されている。このため、盛り土によるかさ上げをしており、1階フロアは国道176号と市道の交わる氷上工業団地交差点より2・5メートル高くなっている。

 さらに、浸水時に備えて非常用自家発電装置2台を屋上に配備。燃料のA重油を備蓄するタンク(2万5千リットル)2基を設け、停電時も、3日間は電気が使えるようにしてある。受変電設備も2階に置いた。

 職員駐車場(約1ヘクタール)には調整池の機能を持たせた。約30年に1回クラスの雨では降り始めから約220分で満水になり、その後、360分程度で空になるよう想定している。

 地震対策では、震度6強の揺れにも対応する免震構造を採用した。

 1階中央待合ホールと2階講堂には、治療用酸素など医療ガスの配管を設置し、災害時に増加する重症患者の対応に備える。国道から敷地へ直接入れる緊急車両用の進入口も確保した。

 同センターの斉藤芳樹管理局長は「丹波地域の災害時に役割を果たすことはもちろん、南海トラフ巨大地震で阪神間に大きな被害が出た場合などにも、被災者への医療提供に貢献したい」と話す。

     ◇     

 丹波医療センターの一般外来は4日開始。ただし、4、5日は予約診療のみ。電子カルテなど医療情報システムの調整、医療機器の搬送などのため。救急外来は2日午後から7日までは救急車搬送患者に限り診療する。一般外来、救急外来とも8日から通常診療日となる。

丹波の最新
もっと見る

天気(8月26日)

  • 31℃
  • 24℃
  • 10%

  • 30℃
  • 21℃
  • 10%

  • 33℃
  • 24℃
  • 0%

  • 33℃
  • 22℃
  • 10%

お知らせ