丹波

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高さ約8メートルの「おやま」の中で、「でこのぼう」の人形繰りが奉納された=波々伯部神社
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高さ約8メートルの「おやま」の中で、「でこのぼう」の人形繰りが奉納された=波々伯部神社
拝殿前へ引き入れられた2基の「おやま」=波々伯部神社
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拝殿前へ引き入れられた2基の「おやま」=波々伯部神社
田園風景の中を進む山車=丹波篠山市宮ノ前
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田園風景の中を進む山車=丹波篠山市宮ノ前

 「丹波の祇園さん」として親しまれる波々伯部神社(兵庫県丹波篠山市宮ノ前)の祇園祭で4日、3年に1度の「おやま神事」が奉納された。舞台は約8メートルの高さに組み上げられた、2基の「おやま」の中。「でこのぼう」と呼ばれる人形を氏子が操り、シンプルな動きでムカデ退治などを表現した。日暮れ時の境内で、大勢の見物人がカメラを構えて見守った。

 中世から伝わるとされ、一連の行事は国選択無形民俗文化財に指定されている。「おやま」は先月末に「社役人」と呼ばれる氏子が組み立て、人形繰りは「宮年寄」が担った。

 8地区の山車は昼過ぎ、田園風景の中を船のように進み、約600メートル離れたお旅所へ。山車に乗り込んだ子どもたちが、笛とかね、太鼓の音を響かせた。8基が神社に戻ると、境内では御輿が練った。

 鳥居のそばに据えられていたおやまは夕方、氏子たちに引かれ、拝殿前へ迎えられた。宮年寄が幕の中に入り、神事が始まる。

 東のおやまで演じられたのは「田原藤太」。子どもを襲ったオオムカデを、武士が巧みな動きで射殺した。西のおやまでは「愛宕山」。水ごいをする上人に大蛇が3回うなずく。どちらも無言で演じられ、数十秒で終了。宮年寄が「ご理解いただけたでしょうか」と解説しながら、もう1度ずつ演じられた。

 神社近くの住む祖父宅に遊びに来ていた男児(5)=同市=は「意味が分からなかったけど、イノシシやヘビが出てきて面白かった」と話していた。(金 慶順)

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