丹波

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トリケラトプスなどのロボットに笑顔でまたがる子ども=丹波市山南町谷川
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トリケラトプスなどのロボットに笑顔でまたがる子ども=丹波市山南町谷川
トリケラトプスなどのロボットに笑顔でまたがる子ども=丹波市山南町谷川
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トリケラトプスなどのロボットに笑顔でまたがる子ども=丹波市山南町谷川
「むかわ竜の最新研究」をテーマに講演する小林快次教授=丹波市山南町谷川
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「むかわ竜の最新研究」をテーマに講演する小林快次教授=丹波市山南町谷川
「むかわ竜の最新研究」をテーマに講演する小林快次教授=丹波市山南町谷川
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「むかわ竜の最新研究」をテーマに講演する小林快次教授=丹波市山南町谷川
「竜学」で熊本県御船町などを訪問し、成果や学びをを発表する小学生たち=丹波市山南町谷川
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「竜学」で熊本県御船町などを訪問し、成果や学びをを発表する小学生たち=丹波市山南町谷川

 恐竜の魅力や謎に迫る「丹波竜フェスタ」が1日、兵庫県丹波市山南町谷川のやまなみホール周辺で開かれた。北海道大学総合博物館の小林快次教授による基調講演では、9月に新種発表された学名「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称・むかわ竜)について最新の研究状況が報告された。恐竜ロボットの展示や化石発掘体験などもあり、親子連れらで会場はにぎわった。

 2006年に丹波市山南町上滝の篠山層群で発見された大型草食恐竜・丹波竜にちなみ、市などが開催する恒例行事。毎回、話題の研究者を招いた講演などを企画し、全国の恐竜ファンらから注目を集めている。

 むかわ竜の化石は03年、北海道むかわ町の白亜紀後期の地層で見つかり、全身骨格では国内最大とされる。小林教授らの研究チームが新属・新種のハドロサウルス科恐竜として発表した。

 丹波市内の小学生による「竜学」の発表に続き、小林教授が登壇。むかわ竜の学名が「日本の恐竜の神」を意味することや、化石の断面から9歳以上の大人の個体とみられることなどを紹介。植物を上手にかんで食べ、頭にニワトリのようなとさかがあったと考えられることから、むかわ竜を「おしゃれなスーパーベジタリアン」と呼び、客席の笑いを誘った。

 小林教授によると、化石は海の地層から見つかっており、むかわ竜は主に海辺で暮らしていたとされる。同じハドロサウルス科の化石が洲本市などで発見されていることに触れ、「白亜紀後期は、ティラノサウルスなどが生きた恐竜繁栄の象徴的時代だが、海岸線の状況は世界的によく分かっていない。研究が進めば、日本から世界に発表できる」と締めくくった。(大田将之)

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