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最後のトノマチマーケットへの来場を呼び掛ける武内郁子さん=殿町公民館
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最後のトノマチマーケットへの来場を呼び掛ける武内郁子さん=殿町公民館

 兵庫県丹波篠山市殿町の殿町公民館で3年前から開かれてきた手作り市「トノマチマーケット」が7日、最後の開催を迎える。無農薬の野菜やこだわりの食品が楽しめる人気イベントだったが、主催者の武内郁子さんが地域を離れることになり、終了が決まった。武内さんは「最後は全て出し切って、笑って終わりたい」と意気込んでいる。

 武内さんは2015年12月、耕さずに作物を育てる「自然農法」での米作りをするため、同県明石市から殿町に移住した。地元住民から、台所や和室など立派な設備を持った公民館を紹介され、活用しようとイベントを企画。今年もすでに3回開催した。

 イベントの特徴は、無農薬の野菜や自然な甘みのお菓子。「すぐに剥がされるのに労力が多い」という武内さんの考えから、出荷の際に野菜にするこん包は、イベントでは一切使わない。また「ゴミを出さないマーケット」を目指し、箸やお皿の持参を呼び掛けるなどこだわってきた。

 「80代の地域のおじいちゃんが、初めて無農薬にチャレンジして出店してくれたのが一番の思い出」と武内さん。「少しは殿町の人に刺激を与えられたかな」と笑う。武内さんはイベント以外にも、殿町の課題である放棄地を貸し出して、米作りを学ぶ講座に取り組んでおり、市内の移住者や大阪、京都の人が参加し、今月に脱穀作業を初めて行う。

 最終回となる7日のマーケットでは、今まで参加してきた出店者たちが勢ぞろい。野菜やパン、焼き菓子などのほか、ステンドグラスや王地山焼も並ぶ。野草ツアーもある。午前9時~午後3時。雨天決行。詳しくはフェイスブックの「トノマチマーケット」のページに掲載している。(綱嶋葉名)

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