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丹波の農産物の魅力について語る服部幸應さん=丹波の森公苑
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丹波の農産物の魅力について語る服部幸應さん=丹波の森公苑

 丹波大納言小豆や丹波黒大豆などの品評会入賞者を表彰する「第15回JA丹波ひかみ農業振興大会」がこのほど、兵庫県丹波市柏原町柏原の丹波の森公苑で開かれた。服部栄養専門学校(東京)理事長で料理評論家の、服部幸應さんの講演会もあった。講演会の要旨は次の通り。

 丹波の農産物には子どもの頃から、「丹波もん」という言葉を使って親しんでいた。父親に「丹波もんは他とは違うんだぞ」と言い聞かされ、「特別なもの」と思っていた。丹波もんについて周囲に聞くと、料理関係者は「特別」という意識を持っていたが、一般の人は知らない人が多かった。関西だけでなく、東京にも丹波の特産品が流通するシステムがあればと思う。

 私がよく通う銀座の料理店は、客が全員そろってから調理を始める。他店では作り置きしている料理が多く、そういった店で「ブランド物」を食べても、味の良さが分からない。料理は相乗効果。料理人には、生産者の思いを大切にする気構えが必要。生産者には、料理人に違いを分かってもらえる、いい製品を作ってほしい。

 “丹波”という言葉自体が、宝物の様に聞こえる。丹波の食品に憧れている人もいることを知ってもらえれば。丹波の物を使った高級な製品を出してほしい。東京などの大きい消費地では、高級だと売れる。レベルの高い調理法で作る必要はあるが、我々が協力できる。宝物を宝物として残すには、努力が必要不可欠。(まとめ・真鍋 愛)

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