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カエルが登れるよう、人工的な水路にネットを設置する子どもたち=西紀小学校付近
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カエルが登れるよう、人工的な水路にネットを設置する子どもたち=西紀小学校付近

 溝に落ちたカエルを救うため、兵庫県丹波篠山市乗竹の西紀小学校4年10人が9日、学校付近の農業用水路にネットを設置した。トノサマガエルは指先に吸盤がないため、コンクリートで固められた水路を登ることができない。「カエル救出作戦」と名付け、ネットを足がかりに脱出してもらおうと願いを込めた。

 児童は昨年度から農村の生き物について学習。ネットの設置はカエルが姿を現す前の3、4月ごろに予定していたが、臨時休校のため延期されていた。

 作業の前、篠山東雲高校(同市福住)の田井彰人教諭が教室で解説。市内にはニホンアマガエルやトノサマガエルなど13種類が生息するが、吸盤のないカエルは人工的な水路に落ちると脱出できない場合があると話した。「カエルはイネに付いた虫を食べるので田んぼに不可欠な存在」と田井教諭。壁面にスロープや凹凸を付けるなど、高校生が作った水路も紹介した。

 児童は学校付近の2カ所で、木枠にはめたネットを水路に設置。周囲にはたくさんのカエルが泳いでおり、男児(9)は「カエルが好きなので、ネットで助けられたらうれしい」と話していた。(金 慶順)

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