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映画「もののけ姫」の舞台、「シシ神の森」などの背景画が複数展示されている=植野記念美術館
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映画「もののけ姫」の舞台、「シシ神の森」などの背景画が複数展示されている=植野記念美術館
映画「時をかける少女」などの作品の前に立って撮影できるエリアも=植野記念美術館
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映画「時をかける少女」などの作品の前に立って撮影できるエリアも=植野記念美術館

 「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」「時をかける少女」など、数々のアニメーション映画を手掛けた美術監督の画業をたどる展覧会「山本二三(にぞう)展」(神戸新聞社など主催)が、兵庫県丹波市氷上町西中の植野記念美術館で開かれている。空、森、川など繊細に描かれた自然や、昭和の空気感を体現した街など、背景画を中心に約230点が並ぶ。9月13日まで。(金 慶順)

 山本二三さんは1953年、長崎県で生まれた。宮崎駿監督作品などで美術監督を務め、日本のアニメーション美術の創造者と呼ばれる。有名作品に加え、未公開となったアニメ作品「かちかち山」の背景画や、故郷である五島列島の情景、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田町の「奇跡の一本松」を題材にした作品も展示する。

 「もののけ姫」の舞台である「シシ神の森」の背景画は複数並び、木々やコケの緑と水、光が神秘的な世界観を演出。「時をかける少女」の鍵となる場面「踏切」では、ファンの間で「二三雲」と呼ばれる立体的な雲が坂道の向こうに立ち上がっている。

 映画「火垂るの墓」では、写実的な街の風景に、空襲の怖さや熱さが浮かび上がる。劇場版「じゃりン子チエ」を手掛ける際は大阪の木賃宿に泊まり込んで取材したといい、ホルモン焼き屋や縁日など、下町の空気感を描いた。

 ジブリ映画が好きという豊岡市の女性は「アニメの背景だけを注目して見ることはなかったけど、あらためて見ると繊細で引き込まれます」と話していた。

 月曜休館。午前10時~午後5時。一般800円、高校・大学生400円、小中学生200円。同美術館TEL0795・82・5945

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