丹波

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拝観を再開した達身寺=丹波市氷上町清住
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拝観を再開した達身寺=丹波市氷上町清住
赤色のヒガンバナは例年より開花が遅れ、彼岸を過ぎてから咲き始めたという=丹波市氷上町清住
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赤色のヒガンバナは例年より開花が遅れ、彼岸を過ぎてから咲き始めたという=丹波市氷上町清住

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、仏像の拝観などを一時中止していた兵庫県丹波市氷上町清住の達身寺が、1日から受け付けを再開した。同寺の駐車場脇では、観覧者を待ちわびるかのように、赤のヒガンバナが見頃を迎えている。(真鍋 愛)

 「丹波の正倉院」とも呼ばれる同寺には平安、鎌倉時代の仏像が約80体残り、うち12体は国の重要文化財に指定されている。新型コロナの流行以降、拝観者を受け入れたのは6、7月だけ。渡辺健臣住職(79)は「遠方から見えられた方もいたが、自身も高齢で、心を鬼にして帰っていただいた」と胸中を明かす。

 伝承では、今年のNHK大河ドラマの主人公・明智光秀の「丹波攻め」で寺を焼かれ、僧侶が運び出した仏像は、長らく山に放置されたと伝わる。麓の村に疫病がまん延した1695(元禄8)年、占い師に「病の原因は仏を粗末にした罰である」と言われた村人たちが、仏像を回収。現在の寺の位置にお堂を建て、仏像を安置したとされる。

 渡辺住職は「光秀、コロナと、寺の由緒には今の状況と重なるものがある」と語り、「やっと仏様を訪ねてもらえる時期が来た。拝観して心安らかになっていただければ」とほほ笑む。

 拝観は午前9時~午後4時。個人400円、20人以上の団体は1人300円。新型コロナの感染状況により受付を中止する場合は、同寺のウェブサイトやフェイスブックで知らせる。同寺TEL0795・82・0762

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