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丹波市長選の当選から一夜明け、記者会見に臨む林時彦氏=丹波市氷上町成松
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丹波市長選の当選から一夜明け、記者会見に臨む林時彦氏=丹波市氷上町成松

 兵庫県丹波市長選の投開票から一夜明け、当選した新人で元丹波市議会議長の林時彦氏(66)が16日、記者会見に応じ、公約に掲げた新型コロナウイルス対策として全市民に5万円を給付する案について、早ければ12月、遅くとも年度内には市議会に提案する意欲を示した。市による市役所統合庁舎の整備計画についても改めて、「凍結する」と明言した。

 林氏は、統合庁舎について「公約として『要らない』とはっきりと書いて当選した。つまり、民意は『要らない』だ」と強調。市議会では、統合庁舎が必要と考える議員も多いが、「もし、議会が庁舎を建てるというのなら、(議会を)解散しても良い」と述べた。

 全市民への一律5万円給付については、愛知県岡崎市でも10月の選挙で同様の公約を掲げて初当選した市長が、市議会に補正予算案を提案したが、主要会派に財源を問題視されている。

 林氏は5万円給付に必要な約35億円の財源として、2020年度末見込みで約24億円になる「庁舎整備事業基金」を全額取り崩すなどして捻出すると主張する。

 5万円給付案を公約にした理由について「コロナ対策として、市民が納得することをしなければならない」と説明。「岡崎市の議会のように反対されれば苦しいことになるかもしれないが、僕の気持ちを理解してくれたら反対できるものではないと思う」と話した。

 ただ、財務当局との調整はこれからだといい、議会への提案時期は「僕の一存で決められない」としつつも「できれば12月に間に合うようにしたい」とした。

 同じく公約に掲げた、市指定ゴミ袋料金の半額化は来年4月ごろを目指し、デマンド型乗合タクシーの丹波医療センター(丹波市氷上町石生)への直行便運行については、「実験的にでも良いので、まずは市島(地域)の奥の方から走らせたい」との見解を示した。

 「どんな市長になりたいか」と記者に問われると、「話の聞ける市長」と即答。「僕は話し上手ではないが、聞き上手。職員からも市民からも話を聞きたい」と力を込めた。毎朝の日課にしている黒井城跡(同市春日町黒井)登山については、「(市長就任後も)せめて土日は登りたい。頂上まで来られる方は来てもらって話を聞き、難しい人とは麓で触れ合いたい」と笑った。(藤森恵一郎)

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