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檜皮採取の様子を見学する参加者ら=慧日寺
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檜皮採取の様子を見学する参加者ら=慧日寺
檜皮を使った屋根ふきを披露する職人=慧日寺
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檜皮を使った屋根ふきを披露する職人=慧日寺

 兵庫県丹波市山南町太田の慧日寺(えにちじ)で22日、日本独自の屋根ふき工法「檜皮(ひわだ)ぶき」の見学会が行われた。家族連れや地元住民らが集まり、次々と披露される職人技に魅了されていた。(綱嶋葉名)

 檜皮ぶきは、ヒノキの樹皮を重ねて屋根を作る方法で、同市山南町の伝統産業として親しまれてきた。見学会は、上久下地域自治協議会が同寺の「仏殿」と「鐘楼」の屋根にも用いられている檜皮ぶきを広く知ってもらおうと企画した。

 見学会ではまず、檜皮を木から剥がして採取する「原皮師(もとかわし)」で、国の選定保存技術保持者に認定されている大野浩二さん(55)が実演。両端に棒が付いた「振り縄」を木に巻き付け、樹皮を薄く剥ぎながら15メートルほどの高さまで登ると、集まった人たちからは拍手が沸き起こった。

 続いて、地元の村上社寺工芸社(同市山南町篠場)の職人たちが、剥ぎ取った樹皮を専用の包丁を使って台形状に整形していく工程や、模型を使った屋根ふきを披露。口に30~40本含んだ竹くぎを舌先で向きをそろえ、屋根金づちで瞬く間に檜皮に打ち込む姿に、参加者たちはじっと見入っていた。

 上久下地域の住民を対象に、檜皮の歴史や地元とのつながりを学ぶ勉強会もあった。神戸市西区から訪れた男児(10)は「あんなに高いところまで登って素手で(檜皮を)剥がしていてびっくりした」と笑顔。男児の弟(7)も「(檜皮ぶきを)初めて見たけどすごかった」と興奮気味だった。

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