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特殊詐欺への注意を呼び掛ける紙芝居を製作した吉田恵実巡査長=丹波市柏原町柏原、丹波署
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特殊詐欺への注意を呼び掛ける紙芝居を製作した吉田恵実巡査長=丹波市柏原町柏原、丹波署

 特殊詐欺への注意を、親しみやすい形で促そうと、兵庫県警丹波署は被害事例やよくある手口などを紹介した紙芝居を作製し、同署や管内の駐在所、交番の計7カ所に配置した。紙芝居は同署生活安全課の吉田恵実巡査長(27)によるもので、動画投稿サイト「ユーチューブ」で見ることもできる。(川村岳也)

 同署によると、県内での特殊詐欺の被害件数は9月末までに約780件と、対前年同期比で約350件増加しており、被害額は約13億円に上るという。同署では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大規模な防犯講話が行えないなか、地域の自治会や老人会の集まりなどで被害防止について考えてもらおうと紙芝居を作ることに。製作にあたっては、丹波防犯協会の協力を得た。

 紙芝居はA3判で、息子をかたる人物が電話を介してお金を振り込むよう促す事例や、弁護士事務所をかたってウェブサイトの利用料金を請求する事例、「絶対にもうかる」などと言って未公開株や社債を買うよう勧誘する事例などが紹介される。続いて、「あなたならどうしますか」と観客に問い掛けて警察などへの相談を促し、「みんなで協力し、詐欺がなくなるように頑張っていきましょう」と締めくくる。

 紙芝居には被害者役や加害者役として、かわいらしい小鳥やひよこが登場。カラフルなマーカーペンを使って描かれた絵柄も温かみがあり、全体的に親しみやすい内容になっている。

 駐在所などには紙芝居に加え、紙芝居を披露する様子を動画に収めたDVDも配布。地域住民らに貸し出すことで、警察官がいない場合でも、集会などで観賞できるようにしたという。

 吉田巡査長は「多くの人に見てもらい、少しでも被害が減れば」と期待。同署の大谷誠司署長も「少数での地域コミュニティーにおいて活用することにより、被害の未然防止に努めていきたい」と話している。

 紙芝居の動画はユーチューブの兵庫県警公式チャンネルから視聴できる。

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