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大勢の観光客でにぎわう篠山城下町=10月下旬、丹波篠山市二階町
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大勢の観光客でにぎわう篠山城下町=10月下旬、丹波篠山市二階町

 新型コロナウイルスの影響で秋のイベントが例年通り催されない中、兵庫県丹波篠山市に大勢の観光客が訪れている。同市は初めて街頭で観光客数調査を行い、10月に城下町周辺を訪れた人は約58万人だったと発表。一方で、特産品のオンライン販売を進める市のサイトのクーポン利用は予算額の約4%にとどまった。11月も人通りは多く、市は「京阪神から近い町として外出先に選ばれているのでは」とみる。(金 慶順)

 毎年10月に開かれる「丹波篠山味まつり」で、昨年は2日間に6万人が来場。今年は感染予防が難しいことから中止となったが、その影響を計るため、市は初めて街頭での観光客数を調査した。

 調査は10月の毎週土日と木曜に実施。丹波篠山観光協会前の市道大手線で、午前9時~午後4時に毎時1分間、スタッフが視界に入った観光客の数をカウント。それに60分を掛けた数を1時間の人数とし、時間ごとに足し合わせて1日の観光客数を算出した。平日の4日間は木曜の算出数と同じとした。

 その結果、10月の観光客数は約58万人に。ただし、主要観光施設の入場者数を足し込む「県観光客動態調査」の手法では、城下町周辺で昨年10月が約20万3千人(味まつり来場者数を含む)だったのに対し、今年は約14万7千人だった。市は「個人旅行者は増えたが団体旅行が減ったため、全施設で増加にはならなかった」とする。

 また市は今秋、黒枝豆や米、地酒など50店舗以上の通販ショップをつなぐポータルサイト「おうちで丹波篠山」を立ち上げた。「自宅で丹波篠山を堪能して」と呼び掛け、10月は2千円以上の購入で500円引きとなる割引クーポンを10万枚分用意したが、実際に使われたのは約4千枚分だったという。

 「大イベントがなくても観光客が来てくれることが分かった。来年以降の参考にしたい」と市商工観光課。酒井隆明市長は「近場で出掛けたいという思いに加え、丹波篠山ブランドが高まったのでは。コロナ禍でも安心してきてもらえるよう感染対策に努めたい」としている。

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