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大雨を想定した図上演習を行う丹波市職員ら=氷上住民センター
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大雨を想定した図上演習を行う丹波市職員ら=氷上住民センター

 兵庫県丹波市は、災害発生時に取る初動体制について変更することを検討している。このほど、同市氷上町成松の氷上住民センターで変更後の体制を想定した、職員による防災訓練を実施。管理職約70人が参加し、新たに生じる課題を洗い出した。図上演習ながら、実践的な内容となった訓練の模様を取材した。(川村岳也)

 災害時における市の体制はこれまで、まず各支所を中心とする「支部体制」を取ってから、状況に応じて各部課を基礎とする「班体制」に切り替えていくことにしていた。しかし、継続性を確保するため、「班体制」に一本化するよう、変更を検討しているという。

 管理職だけを集めて図上演習を行うのは、市発足以来、初めてのことだという。訓練にあたっては、兵庫県立大大学院の減災復興政策研究科が協力。室崎益輝・研究科長ら教員4人と同院生10人も訪れ、訓練の様子を見守った。

 今回の訓練は、前線の影響で2日前から雨が降り続き、市内の各河川で水位が上昇、119番も多数ある-という想定で実施。会場では、各庁舎に見立ててテーブルが並べられ、実際のやりとりを再現すべく、異なる庁舎間では口頭による連絡が禁じられた。

 図上演習では開始時刻を朝5時と想定。演習が始まると、参加者らは携帯電話などで連絡しつつ、張り出した紙に判明した情報を書き込んでいった。「ダムが緊急放流する可能性」「行方不明者が発生」といった情報が追加され、状況は刻一刻と変化。そのたびに、参加者らは対応を迫られ、慌ただしく連絡を取り合っていた。

 終了後には「業務継続計画演習」が引き続いて行われ、災害への対応が続く状態を前提としてさまざまな業務を継続できるよう、各業務への人員配置などを決める業務計画書を作成した。市くらしの安全課の徳岡泰課長は「参加者だけではなく、全体の職員のなかで、分かったことを共有し、生かしていきたい」と意気込んでいた。

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