「ワールドマスターズゲームズ2021関西記念 囲碁ボール大会」が11月29日、兵庫県丹波市柏原町柏原の柏原住民センターで開かれた。地元住民を中心に、32チームの96人が参加。ほがらかな雰囲気のなかで、思い思いに競技を楽しんでいた。
囲碁ボールは旧柏原町で1992年に考案されたスポーツ。木製のスティックで白や黒のボールを打ち、マット上に碁盤の目のように作られた49個の穴を取り合って競う。
大会は丹波県民局が主催。参加者らはスティックでボールを打つたび、固唾(かたず)をのんでその行方を見守り、穴に入るたびに会場から歓声が上がっていた。
家族3世代で参加した、久下小学校1年の男児(7)は「穴の中にいっぱいボールを入れられて楽しかった」と満足げ。祖父(57)=同市=は初めてプレーしたといい「ボールが思い通りに行かず難しかったが面白かった」と話していた。(川村岳也)
