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大小いろいろな魚が行き来できるよう、手作りで石を配置した篠渕川の魚道=丹波篠山市川阪
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大小いろいろな魚が行き来できるよう、手作りで石を配置した篠渕川の魚道=丹波篠山市川阪

 いろいろな魚が川を往来できるよう石を配置した手作りの魚道が、今年9月、兵庫県丹波篠山市川阪の篠渕川に完成した。市による初めての事業で、長さ約10メートルにわたってさまざまな形、大きさの石が手作業で固定されている。現場ではこのほど、市内の土木業者が集まる研修会があり、石と石の間の多彩な流れを見学した。(金 慶順)

 市は2016年、生態系に配慮した水路整備の指針を策定。市内の約40業者を「環境創造事業者」に認定している。コンクリート水路を木製に作り替えるなどの工事で、費用を補助している。これまでに44カ所で指針に基づく整備がなされた。河川についても、環境に配慮した事業に取り組んでいる。

 篠渕川では本年度、落差約1メートルの取水堰(しゅすいぜき)があった地点を工事。段差をコンクリートの傾斜にした後、手作業で100個ほどの石を並べた。石の配置が決まっている既製品の魚道では流れが単調になるが、手作りだと水の量や速さが場所によって異なるため、いろいろな魚が通れるという。

 研修会には業者11人が参加。流れを見ながら、「大雨が降れば石の間に土砂がたまってしまうのでは」「固定した石が取れないようにしないと」などと市職員に意見を伝えた。

 市は来年度も数カ所で手作り魚道を整備する方針。同市農都創造部の田代優秋政策官は「手作り魚道は試行錯誤の連続。業者の知識や経験を借りながら、生きものに優しい魚道を増やしていきたい」と話していた。

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