兵庫県丹波市氷上町石生の市立看護専門学校で21日、一般入試が始まった。受験生らは新型コロナウイルス対策でマスクを着け、この日の筆記試験と個人面接に臨んだ。個人面接は最終日の22日にも行われる。
同校は2015年、県から移管されて市立となった。19年には、県立丹波医療センター(同市氷上町石生)などの開設に伴い、同じ敷地内に移転している。
今回の一般入試には、募集人数35人程度に対し、約70人が志願したという。なお、同校では例年、市内在住者を対象にした「地域枠」での入試も行っている。
この日、同校に集合した受験生たちは受験票の確認手続きと合わせて体温を測り、試験場へと向かっていった。同校は新型コロナ対策として、試験会場では筆記試験が1科目終わるごとに換気を実施したほか、面接会場には面接官と受験生との間にパーティションを設置。消毒液設置などの対応も取った。(川村岳也)
