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恐竜骨格のレプリカなどが並ぶ会場=丹波竜化石工房ちーたんの館
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恐竜骨格のレプリカなどが並ぶ会場=丹波竜化石工房ちーたんの館
獣脚類恐竜の一種「ドロマエオサウルス」の全身骨格(レプリカ)=丹波竜化石工房ちーたんの館
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獣脚類恐竜の一種「ドロマエオサウルス」の全身骨格(レプリカ)=丹波竜化石工房ちーたんの館
「ヒメウーリサス・ムラカミイ」(左下)は巣を復元したジオラマの一部などとして紹介=丹波竜化石工房ちーたんの館
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「ヒメウーリサス・ムラカミイ」(左下)は巣を復元したジオラマの一部などとして紹介=丹波竜化石工房ちーたんの館

 兵庫県丹波市山南町谷川の丹波竜化石工房ちーたんの館で、冬期特別展「ちいさな肉食恐竜の神秘」が開かれている。丹波地域で発掘された肉食恐竜(獣脚類)の化石や、世界最小の恐竜卵化石「ヒメウーリサス・ムラカミイ」のレプリカなどを展示し、獣脚類から現代の鳥類へ至る進化の流れへと理解を導く。28日まで。(川村岳也)

 現代の鳥類が恐竜の生き残りであり、なお進化を続けていることを示し、これまでに篠山層群から発見された獣脚類や恐竜卵の化石に親しんでもらおうと企画した。

 テリジノサウルス類の歯など、展示されている獣脚類の化石(レプリカ)は丹波地域に広がる約1億1千万年前の地層・篠山層群から発見されたもの。同類を含む「コエルロサウルス類」はほとんどが体に羽毛をまとい、一部は翼を持っていたと考えられ、これらのグループから鳥類が出現したことが紹介されている。

 また、丹波市は世界有数の恐竜卵化石産地であり、さまざまな小型獣脚類の存在が明らかになっている。2019年に発見された「ヒメウーリサス・ムラカミイ」はレプリカに加え、産卵された巣を想像して作ったジオラマも展示。獣脚類「シチパチ」の骨格標本が、卵を抱いているように巣の中で覆いかぶさっている展示もあり、当時の生活ぶりに思いをはせることができる。

 獣脚類の鳥類への進化については、進化の歴史を表した「系統樹」や羽毛の進化をパネルで紹介。ダチョウやマガモといった現代の鳥類と、獣脚類恐竜である「ヴェロキラプトル」の頭骨を比較展示し、鳥類が肉の他に果実や種子などを食べるために歯を失ってくちばしを獲得したことが分かるようになっている。

 同館の教育普及専門員、田中公教さんは「今回の展示では、鳥が恐竜の一部であることを強く意識しており、剥製もかなり多い。他では見られないと思う」と話していた。午前10時~午後4時(入館は午後3時半まで)。大人210円、小中学生100円。月曜休館。同館TEL0795・77・1887

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