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灰屋を見学するウオークラリーの参加者=丹波篠山市大野
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灰屋を見学するウオークラリーの参加者=丹波篠山市大野

 刈草などを土と燃やして焼土肥料を作っていた小屋「灰屋(はんや)」11カ所を巡るウオークラリーが、兵庫県丹波篠山市の岡野地区で開かれた。市内外から参加した約45人は地図を片手に同地区を巡り、灰屋を探し当てては、スマートフォンなどで写真に収めていた。

 灰屋は土壁などで囲われた簡素な小屋で、「灰小屋(はいごや)」ともいう。灰屋で作った肥料はかつて、黒大豆の生産などに活用された。2月に日本農業遺産に認定された「丹波篠山の黒大豆栽培」では、灰屋が構成要素の一つに挙げられている。

 主催したのは、同地区で耕作放棄地などの草刈りを請け負う「おかの草刈り応援隊」。作業後の刈草を有効活用しようと灰屋に着目したのがきっかけで、昔ながらの灰屋の良さを知ってもらおうと、イベントを企画したという。

 同市矢代の保養施設「ユニトピアささやま」を出発した参加者は、同市大野の公民館の向かいに建つ赤土でできた灰屋や、田畑の隅に残るツタが絡まった灰屋などを見学した。ゴールでは、できたての焼き芋と古代米のドライフラワーがプレゼントされた。

 丹波市の農業、男性(84)は「約60年前までは私の地元でも灰屋を使っていたが、もう残っていない。これだけ多くの灰屋が残る地区を見るのは初めて。車で近くを通っていたのに、今まで気付かなかった」と驚いた様子だった。(真鍋 愛)

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