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丹波篠山市在住の聖火リレーの走者、石田直子さん=丹波篠山市杉
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丹波篠山市在住の聖火リレーの走者、石田直子さん=丹波篠山市杉
聖火ランナーに選ばれた信夫大寿さん=丹波篠山市
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聖火ランナーに選ばれた信夫大寿さん=丹波篠山市
設営準備が進む聖火リレー会場=23日午後、篠山城跡三の丸広場
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設営準備が進む聖火リレー会場=23日午後、篠山城跡三の丸広場

 24日に篠山城跡三の丸広場(兵庫県丹波篠山市北新町)で行われる東京五輪聖火リレー。地元・丹波篠山市からは新たに信夫大寿(しのぶひろひさ)さん、石田直子さんの2人がランナーに選ばれた。既に公表済みの上村信博さん、福本かおりさんを含めた計4人が、トーチを手に聖火をつなぐ。本番を前に、信夫さんと石田さんに思いを聞いた。(堀井正純・綱嶋葉名)

■28歳で舌がん、健康かみしめる 石田直子さん(50)=丹波篠山市

 石田直子さん(50)=丹波篠山市=は最近、50歳の誕生日を迎え、こう振り返った。

 「人生山あり谷あり。いろいろあったけれど、改めて健康の大切さをかみしめています」

 24歳のとき、生まれ育った尼崎で阪神・淡路大震災に遭遇。結婚後、神戸で長男を出産したが、10カ月後、28歳で舌がんを患い、切除・移植手術。「幸福の絶頂から死の淵に突き落とされた」。幸い声を失うまでには至らなかったが、抗がん剤治療を続け、再発におびえながら子育てに励んだ。

 その後、離婚も経験。6年前、丹波篠山市へ移住し、再婚した。現在は、女性限定の会員制フィットネスクラブのコーチ兼店長を務め、トレーニング指導などにあたる。聖火ランナーに決まり、「会員さんたちから頑張ってと応援されました」と笑顔を見せる。

 リレー参加を応募したのは夫・潤一さん(60)で、本番当日も会場で見守ってもらう。「夫には随分支えられてきました」と感謝。「20メートルと距離は短いけどしっかり走りたい。困難にめげない体と精神を鍛えてきたことをPRできれば」。

■支えてくれた人に恩返し 信夫大寿さん(43)=丹波篠山市

 「移住者の自分を快く受け入れてくれた丹波篠山の人たちに恩返しをしたい」。会社員の信夫大寿さん(43)=丹波篠山市=はそう意気込む。

 西宮市出身で、結婚後に妻・亜弓さんの故郷である丹波篠山市に移り住んだ。2013年のことだ。子ども2人を授かり、地元小学校のPTA役員などを務めるうち、結び付きが深くなった。

 6年前に市内の小学校で行った防災訓練を兼ねたキャンプでは、阪神・淡路大震災のパネル展示を企画した。自身の被災経験を踏まえながら、神戸などの惨状を語った。参加者が真剣に耳を傾けてくれたことが今でも忘れられない。

 聖火リレーに向け、「ベストの状態で」と昨年1月からダイエットを開始。自身に課した1日2千回の縄跳びを続け、15キロの減量に成功した。コロナ禍が猛威を振るう中「正直、聖火リレーが中止になっても仕方ない」と考えていた。

 そんな中での決定の知らせ。会場には家族を代表して亜弓さんが駆けつける。「緊張しているけど、走ることで、支えてくれた人たちに感謝を伝えたい気持ちがさらに大きくなった」

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