丹波市の社会人経験者採用 過去在住者が対象「帰ってきたい枠」新設 22年度

2021/05/22 05:30

丹波市役所=丹波市氷上町成松

 兵庫県丹波市は2022年度の社会人経験者採用で、過去に同市に住んだことがあり、現在は市外在住の人を対象にした「帰ってきたい枠」を初めて設けた。6月9日まで募集している。 関連ニュース 明石市の人口、初の30万人超え 市外から移住者、5年で1万人増加 【速報】明石市で8人が新型コロナ感染 明石市内の3公園に保育施設 市内初、待機児童の減少へ弾み

 林時彦市長が昨年12月の就任以来、スローガンに掲げる「『帰ってこいよ』と言えるまちづくり」を、職員募集にも反映させた。
 同枠を設けたのは事務職、土木職、建築職。本人か配偶者が、同市に1年以上住んでいたことなどが条件となる。その上で、通常の社会人採用より職務経験年数や資格のハードルを下げたことが特徴。事務職では通常、民間企業などで3年以上の経験を積んだことを受験資格としているが、同枠では1年以上とした。採用予定は通常の社会人採用も含め、事務職が3人程度、土木職が2人程度、建築職が2人程度。
 また、保健師と国保診療所看護師、看護専門学校専任教員も各1人程度募集している。
 6月20日に氷上住民センター(同市氷上町成松)で1次試験があり、合格者は8月19~25日のいずれかの日に2次試験がある。
 所定の申込書などの書類を6月9日午後5時15分必着で、同市総務部職員課まで郵送する。同課TEL0795・82・0722
(藤森恵一郎)

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