ファイザーかモデルナか ワクチン選択制採用 丹波篠山市

2021/08/29 19:00

丹波篠山市役所=丹波篠山市北新町

 兵庫県丹波篠山市は、31日から再開する中学1年生以上の新型コロナウイルスワクチン接種予約で、米ファイザー社製か米モデルナ社製のワクチンを選択できる方式を採用する。市職員とその家族への職域接種用に準備していた米モデルナ社製約千人分のうち、約500人分を市民へ振り分ける。(堀井正純) 関連ニュース デルタ株にも効く抗体の作製に成功 特効薬開発、実用化へ 神戸の創薬ベンチャー ワクチン「今は打たない」「まだ見送る予定」ママたちが選択する理由 接種をめぐるリアル体験談 異物混入のモデルナワクチン、兵庫県内で4万1500人に接種 県や神戸、伊丹市の大規模会場など

 市は当初、市職員やその家族が職域接種することで、米ファイザー社製ワクチンをより多くの市民に確保する計画だった。ところが、中学1年以上の予約枠が受け付け初日で埋まり、予約を一時停止せざるを得なくなったため、方針を転換した。市によると、両社合わせて約4000人分を確保したという。
 予約は市コールセンター(TEL079・590・2205)に電話するか、ウェブサイトで受け付ける。モデルナ製ワクチンの接種は9月13~24日(土日祝日を除く)、兵庫医科大学ささやま医療センターで行われる。市健康課TEL079・594・1117

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