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フリースクール「FRSC(ふりすく)たんば」のスタッフら=丹波市青垣町田井縄
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フリースクール「FRSC(ふりすく)たんば」のスタッフら=丹波市青垣町田井縄
「FRSCたんば」が開設された芦田集学校=丹波市青垣町田井縄
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「FRSCたんば」が開設された芦田集学校=丹波市青垣町田井縄
「FRSCたんば」の一室=丹波市青垣町田井縄
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「FRSCたんば」の一室=丹波市青垣町田井縄

 学校に行きづらい子どもたちが、学び、遊ぶことができるフリースクールが、兵庫県丹波市に初めて誕生した。安心して過ごせる場所を提供するとともに、元教員のスタッフらが学習面をサポート。スタッフたちは「自主性を大切にしながら、子どもたちの可能性を伸ばす力になりたい」と話している。(川村岳也)

 「FRSC(ふりすく)たんば」。フリースクールの英語表記を簡略化して名付けた。県の補助金を得て、同市青垣町田井縄内にある交流拠点「芦田集学校」(旧芦田小学校)の2階空き部屋に開設した。

 運営するのは、「フリースクール運営実行委員会」で、不登校児童の家族らでつくる「氷上子育て親の会」と、NPO法人「たんば子ども若者支援ネットワークえん」が母体となっている。

 1998年に発足した同会は、不登校のグループ相談会を開催。2015年には、同市春日町黒井の「ハートフルかすが」で、月2回、不登校の小中生らを対象にした塾を始めた。同会のメンバーから「子どもたちが、いつでも通える場所が必要」との意見が出たため、2年ほど前から準備を進めていた。

 運営に携わるのはボランティアスタッフ約10人。小学校や高校などで長年、子どもたちに接してきた元教員らで、それぞれの専門性などを生かしてサポートする。8月の夏の特別教室には、小中学生延べ30人が参加。理科の実験や工作、料理などを思い思いのスタイルで学んだ。

 フリースクールの理念は「学習指導要領に縛られず、子どもたちの自主性を尊重する」。出入りは自由で、学びたいときに学び、遊びたいときに遊ぶことができる。

 水-金曜の午後1時半~3時半と、土曜の午前10時~午後3時半に開く。平日は、学校の宿題などを支援する「スタディサポート」と、学校の勉強内容に限らず、子どもたちの好きな勉強や遊びをしてもらう「フリースタディ」の時間を設ける。

 土曜は「スタディサポート」のほかに、理科実験や工作、料理づくり、山登りなどを体験する「お楽しみ教室」もある。

 スクール長の足立晃一郎さんは「学ぶことは面白いと感じてほしい。学校以外にも過ごせる場所があることを多くの人に知ってもらえたら」と話している。

 対象は小学生-高校生。入会金2千円。利用は無料だが、教材費は実費負担となる。

■11日にサポーター養成講座

 「フリースクール運営実行委員会」や氷上子育て親の会などは11日午後1時半から、丹波市柏原町柏原のたんば黎明館で「不登校・ひきこもりサポーター養成講座」を開く。

 不登校などについて理解を深めてもらおうと、同会などが企画。当日は大阪府で三つのフリースクールを運営するNPO法人「ここ」の三科元明代表が「フリースクールって何?」と題して講演する。

 参加無料。定員30人。当日参加も可。

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