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柏原藩陣屋跡「書院上の間」に展示された鳳輦=丹波市柏原町柏原
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柏原藩陣屋跡「書院上の間」に展示された鳳輦=丹波市柏原町柏原
鳳輦上部にある鳳凰の飾り=丹波市柏原町柏原
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鳳輦上部にある鳳凰の飾り=丹波市柏原町柏原
柏原藩陣屋跡に入る鳳輦=丹波市柏原町柏原
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柏原藩陣屋跡に入る鳳輦=丹波市柏原町柏原
1979年に撮影されたとみられる鳳輦(観光まちづくりの会提供)
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1979年に撮影されたとみられる鳳輦(観光まちづくりの会提供)
神戸新聞NEXT
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 戦国武将・織田信長を祭る建勲神社(兵庫県丹波市柏原町柏原)のみこし「鳳輦(ほうれん)」が、柏原藩陣屋跡で展示されている。地元住民にとって「地域に受け継がれた貴重な財産」。同神社を離れるのは約35年ぶりで、鳳輦を管理する屋敷自治会の住民らによって同陣屋跡の「書院上の間」に運ばれた。柏原藩織田家ゆかりの書画など約30点とともに、17日まで鑑賞できる。(真鍋 愛)

 鳳輦は、天皇が晴れの儀式の外出時に使う乗り物で、上部に鳳凰(ほうおう)の飾りが付いている。同神社の鳳輦は1933年に地元の篤志家によって献納され、例祭で武者行列とともに地域を巡っていた。巡行は、少なくとも85年に旧柏原町であった「第2回織田信長サミット」まで行われたが、近年は例祭時に境内でお披露目されるだけだった。

 同陣屋跡での展示は、10日から始まった「柏原藩織田まつり」の目玉企画。新型コロナウイルスの影響で縮小開催となったことを受け、実行委員会などが調整してきた。10日夕には、実行委や屋敷自治会のメンバーら約25人が1時間ほどかけ、藩主が来客対応などに使った部屋を再現した「書院上の間」に運び入れた。通行人や観光客らはスマートフォンやカメラを向け、鳳輦を写真に収めていた。

 実行委員長の菊本裕三さん(54)は「柏原で生まれ育った私も鳳輦を見るのは初めて。コロナ禍で例年の織田まつりと異なる形になるが、貴重な機会を楽しんでいただければ」と話す。

 展覧会は午前9時~午後5時。無料。観光まちづくりの会TEL080・1454・1749

【柏原藩主織田家】織田信長の弟・信包(のぶかね)が初代。お家断絶で所領は一時江戸幕府の直轄になったが、信長の次男・信雄(のぶかつ)の子孫の信休(のぶやす)が1695(元禄8)年に藩主になってから、明治の廃藩置県まで織田家が藩主を務めた。1955年発行の「柏原町志」によると、建勲神社は信休が藩主になった年、藩邸内で信長を祭ったのが始まり。1880(明治13)年に現在の場所に移った。

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