衆院選31日投開票 丹波地域での訴えは 遠藤良太氏(36)維・新
2021/10/30 05:30
遠藤良太氏
31日に投開票が迫る衆院選。兵庫5区でも立候補者3人が1票でも上積みしようと、声をからしている。丹波地域ではこれまで、各候補が選挙戦中盤以降、相次いで個人演説会や街頭演説を開催。人口減少、農業の担い手不足など、この地域が抱える課題について熱弁を振るった。3人の主張を紹介する。(衆院選取材班)
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■在宅ワーク環境整備を
他の候補2人は、僕と父親くらい年齢が離れている。公開討論をしたが相当ずれていた。世界と日本の競争社会が全く分かっていない。この地域は少子高齢化がひどい。道路工事が進んでいるが、やるべきはインターネットの整備。在宅ワークができる設備を整えて初めて、若い人が来る。
自民は選挙のたびに大きな組織票を得て勝っている。大阪では維新がそこにくさびを打った。兵庫でもどんどん首長を取りたい。そのために国で強い衆院議員を出さないといけない。
(26日、丹波篠山市の若林寺で)
丹波の地域を変えないといけない。古い体質で、古い政治をずっとしている。自分たちの既得権益、団体・組織の顔色をうかがって政治をしている。変えないといけない。これが一番大きな争点だ。維新は企業献金を受け取っていない。
新しい人材、若い人間がこの地域でやらないと、活性化するはずがない。
兵庫県は7月の知事選で大きく歴史が変わった。43歳の知事が誕生した。丹波の地でも、大きな渦をつくらせてほしい。維新の風を吹かせてください。
(23日、丹波市の丹波ゆめタウンで)
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