千葉ロッテ・中森俊介投手の後援会設立へ 地元の丹波篠山市民「温かく応援」

2022/02/16 05:30

昨年の秋季教育リーグで力投するロッテ・中森投手=ひなたサンマリンスタジアム宮崎

 プロ野球・千葉ロッテマリーンズの中森俊介投手(19)の後援会組織発足へ向け、出身地の兵庫・丹波篠山市民らが準備を進めている。3月中旬に設立準備委員会を開き、後援会長などを決める。 関連ニュース 記者コラム<ハーフタイム>そろそろだと思う、最強バッテリーのプロ初出場 プロ野球「黒豆ナイター」始球式で華麗に大役 丹波篠山の杉本りんごさん 6方向の交差点、どの道に進もう… 迷うのは人生と同じ?「焦らず、ゆっくりと前へ」 明石

 中森投手は市内の福住小、篠山東中を卒業。明石商業高時代は、エースとして甲子園で活躍した。プロ1年目の昨季は、2軍で主に体幹強化を意識した体づくりに励んだ。1軍のマウンドに立つ機会はなく、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」で5試合に登板。うち4試合で1回を無失点に抑えた。
 昨年7月、丹波篠山市がスポンサーとなった「黒豆ナイター」が本拠地・ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で催されたが、中森投手の出場はなかった。黒豆ナイターは今夏も開催予定で、「今年はぜひ登板を」と期待する市関係者も。「1軍に上がる可能性もあり、後援会づくりも開幕に間に合えば」と語る。
 一方、年配の地元ファンは「高卒での入団なので、4、5年先を見据え、じっくりと基礎や体力づくりに励んで」とエールを送る。後援会づくりを支援する市職員は「市民みんなで、温かく中森投手を応援できる組織にしたい」と話している。(堀井正純)

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